みんなも翔丸組に入ろうヨ! 「翔丸」 第1巻 能條純一 【マンガレビュー】

2017年11月5日

カッターで顔に傷を入れるだけの簡単なお仕事です度:★★★★☆

1987年から2年間、モーニングで連載された作品。
え、もう30年も前なの?(驚愕
おそらく、当時リアルタイムでこれを読んでいた人は、今でも妙に頭の何処かに残っているに違いない怪作。

 

以下引用は全てWikipediaより

「カッターを持った悪のカリスマ・翔丸」。カッターナイフで切ることにより相手を「洗礼」、心酔させる能力を持った「悪の天才」翔丸は、ズバ抜けた頭脳と智略をもとに、暴力による日本制覇を狙う。

 

これはどういうことかというと、主人公翔丸はいじめられっ子だったが、ある日カッターで自分の顔に傷をつけることで悪のカリスマ力がいきなりゲージマックス!

理由は清々しいほどに不明!!(笑)

まあとにかく「翔丸組に入るんだっ」と言いながら相手の顔に傷をつけることで、完璧に自分を崇拝させられる特殊スキルを手に入れたわけです。
その効力は、相手が不良だろうが教師だろうが893の親分だろうが米軍将校だろうがお構いなしである。

くりかえすが、理由はぜんぜんまったくわからない。

だがそれがどうした。
能條純一氏のねっとりまとわりつくようなぬるぬる画力を持ってして見開きで
「翔丸組に入るんだっ」
と言われたら入るしか無いし、米軍も戦車とかヘリとか貸し出すしか無い。
(いや貸すなよ……)

 

ああやっぱり悪のカリスマとはこういうものだよネ!

と、とにかく納得するしか無いのである。

まあ主人公はこれでいい。だが

 

翔丸より気になる脇役がいた。それが彼だ。

 

渡辺 清
翔丸組親衛隊長。翔丸の中学の同級生で、第1の配下。カツアゲをしようとした時にカッターナイフで顔の真ん中、鼻の部分を横真一文字に切られる。教師には翔丸にではなく、自身で切ったと言う。なお、直接の描写は無いが、この際、渡辺配下の者は全員、翔丸に切られたと思われる。翔丸と佐伯の対峙時、ヘリコプターに乗って上空から威嚇射撃をした。翔丸と同じ能力は当然持っていないが、カッターナイフを手に尖兵の役を受け持つことが多い。「翔丸組はヤワじゃねえ」の言葉を残す。
(後略)

初登場時、すでにその風格は中学生じゃなかった。つうかブサイク。

だが米軍ヘリから「汚物は消毒だ~~~~ッ」ばりに銃を撃ちまくる姿は超かっこよかった。
いやごめん。やっぱりブサイクだった。

だがその勇姿はきっと忘れない。(いや30年ほど忘れてた)

 

というわけでみんなで一緒に翔丸組に入ろうヨ!

きっと楽しいヨ?