タヒチアンじゃなくて不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ…… 「タヒチガール」 全2巻 あおしまたかし 吉村佳 【マンガレビュー】

2018年2月10日

オリタヒチ=タヒチアン・ダンス

てゆうか踊る前に終わっちゃったヨ!度:★★★☆☆
kindle unlimitedにて、2017年8月お盆休みに読了

 

 

 

第1巻
感情表現が致命的に下手なマイの元へ海を越えてやって来た常夏ハイテンションな褐色系女の子マハナ。小さな体にでっかい笑顔で、マイに南国タヒチの風を送ります。ガール・ミーツ・タヒチアンダンス!陽気なダンスと笑顔がつづるストーリー開幕!

第2巻
部活仲間とのふれあいの中で不器用ながらも笑顔を取り戻すことができたマイ。そしておかん気質のお嬢様リンを中心に部員一同全国大会に向けて本格的に始動しようとしたのですが…。情熱と笑顔と友情のガールズストーリーはクライマックスを迎えます!

Amazon作品紹介ページより

 

 

早い話が

超コミュ症の無表情美少女のもとへ、褐色のタヒチアンダンス少女がやってきて、てんやわんやの大騒ぎ!?
隠れ努力家系お嬢様と、長身巨乳日舞女子と、男の娘もいるヨ!

みたいな話。

画力も高く、それぞれのキャラクターもそこそこユニークで、もっと面白くできただろうなあというなんだかもったいない作品。

ということで実は2巻でかなり中途半端な形で終わってしまったマンガなのだが、どうすればもっと続けられたのかを考えてみる。

……

 

ダンスマンガなのに、あんまり踊ってないじゃん。

定番とも言える部活を作るためのメンバー集めのシーンは面白かった。
それにそれぞれのキャラを掘り下げる話もうまく取り込まれていたと思う。

でも踊っているシーンがあまりない。
褐色少女のダンスシーンで「この子スゴイ!」みたいなシーンがない。
最初主人公があまりうまく踊れなくて葛藤する、超定番というシーンもない。
(そのかわりうまく笑えなくて苦労するシーンはやけにある)

やっぱり「部活モノ」は、そのスポーツなり競技なりをある程度深く描写しないと。

 

美少女がキャッキャウフフしてるだけの物語なんて、あんまり読みたくない

 

……なんてこともないんだけど、まあ打ち切りは避けられまい。

ということで、「俺達の戦いは(略)だったけど、これからだ! あと謎は放置で」みたいな終わり方になってしまった。

練り直して再起動してみてもいいようないい素材だと思うんですけどね。
なんだかとってももったいないお話でした。

 

タヒチガール 1巻 (まんがタイムコミックス)
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