シリーズ:鋼鉄の処女 「思春期のアイアンメイデン」 第1巻 渡辺静 【マンガレビュー】
まあなんと言っても僕のお気に入りは、最高傑作アルバムとの誉れも高い「Somewhere In Time」。
1曲めから大興奮!
まったく捨て曲無し!
アイアンメイデンと言えばトリプルギター(当時はツインギター)や、ハリスのベースプレイが注目されるが、実はニコのドラムも超スゴイ!
シングルバスなのになんだこの圧力はッ!?
もちろん次作である「Seventh Son Of A Seventh Son」も傑作としかいいようの(以下1万字ほど略)
などという連続お約束ボケはさておき、今回の鋼鉄の処女さんはこちらです。
ある夏の日―。中二全開の主人公真山春来は、幼なじみの姫宮月子の大事な“あの日”を偶然目撃してしまう…。その日以来、月子との二人だけのヒミツの共有が始まる。口の軽いエロバカ春来はヒミツを守ることができるか―!?
ということでシリーズ:鋼鉄の処女の2作目が本作。
ただ単に「アイアン・メイデン」とタイトルについてるだけでありますが。
前回の鋼鉄の処女さんは実際には未登場アイテムでしたが、こちらの鋼鉄の処女さんは
ヒロイン自体がガッツリと鋼鉄の処女さんとなっております。
どのへんが?というのは読んでいただくとして、なかなかに「痛い」設定です。
これは「んなことあるわけねーだろ」と、実際に「痛そう」という意味のダブルミーニング。
もちろん、「んなことあるわけねーだろ」を面白おかしく描くのがマンガですから、その意味では本作も十分及第点。
第1巻ではヒロインの受難が十分に描かれますが、今後はきっとその驚くべき秘密の真奥にまで迫っていってくれるでしょう。
てゆうか迫ってもらわないと困る。
そしてキャラクターですが、ヒロインはまあ可愛いです。
痛そうだけど。
そして主人公の中2男子が、いい感じにバカでぎりぎり好感が持てます。
もう少しバカに振り切ってしうととたんに許せなくなるので、このあたりのさじ加減は難しいですね。
でもきっとこの作者ならば大丈夫でしょう(根拠なし)
そして最強の引きで第1巻は終わります。
ずるい!(いやマンガとしては正しい)
ということで早くセールにならないかな~みたいな。
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