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才能を開花させるのは遺伝ではなく行動だ 「才能を伸ばすシンプルな本」 ダニエル コイル 【一般書籍レビュー】

2017年10月7日

2017年8月末に再読。最初に読んだ日は忘れたけど多分2015年初頭くらい。

 

『エクセレント・カンパニー』の著者トム・ピーターズが
「これはまさに人生を変える名著だ!」と絶賛する本書は、
「才能は『遺伝』よりむしろ『行動』によって決定される」という新しい科学の考え方に基づいています。
そして、その新しい科学とは、「才能を開発したいなら、深い練習を通じて脳を鍛える必要がある」という言葉に要約できるのです。
それでは具体的にどうすれば才能を開発することができるのか。
その52の秘訣がシンプルな言葉で書かれています。

 

Amazon商品紹介ページより

 

才能を伸ばすシンプルな本

 

この本の言いたいことを要約するならば、

 

才能は、遺伝よりも行動によって開花する
行動とは、練習とモチベーションである

 

確かに才能というものに遺伝的な要素はある。
この世には天才と呼ばれる人が確かに存在し、彼らは「自分ではなんだかよくわからないけどできてしまう/わかってしまう」といった人たちだ。
(例えば数学者のラマヌジャンなど。彼は勝手に脳内に誰もまだ発見していない公式が現れたらしい)

でも世の中の多分99.99%以上の人は天才ではない。
だがそんな僕達でも才能は開花させることができる、というのが著者の主張である。

 

方法はただひとつ。「行動すること」

そして行動とは、モチベーションの維持と練習のことだという。
まずはモチベーションがなければ始まらない。
そしてそのモチベーションは静かに火を絶やさぬように維持し続けなければならない。

その一番簡単にして重要な方法は、なりたい人のマネをすること。
なりたい人、憧れの人をじっと観る。観察する。
そしてマネをするのである。
マネするのが難しい知的なスキルの場合は、じっとその人になったつもりで、イメージ的に疑似体験せよと著者は言う。

だがそうは言っても簡単にはマネできないだろう。
(できてしまったら遺伝的な才能があるということで、それは素晴らしいことだ)

 

だから練習が必要なのである。
そしてその練習とは、「毎日、ゆっくりと、繰り返すこと」

一週間に3時間よりは、毎日15分。
自分がごまかさずに確実にできる速さでゆっくりと。
ミスしたら修正し、それを何度も繰り返すこと。
これが才能を開花させる練習方法なのだと、この本の中で著者は繰り返し主張している。

この練習は勉強法にも通じる、と思うのは僕だけではないだろう。
僕が資格試験のテキストですら電子書籍版を勧めているのは、毎日いつでも持ち歩けるからだ。
ミスしたら修正して繰り返すとは、まさに問題を解いて間違えたところを復習することにほかならない。
繰り返しについては、いわゆる忘却曲線を見ればその重要性は言うまでもないだろう。

 

ここまで読むと、なんでもできそうな気分になるからオモシロイ。

でも現実は……。

そう、毎日続けるって本当に大変。
わかってるのにできないことの筆頭ですよね~。
そのときにはやはりモチベーションの原点である、なりたい人のことを思い浮かべるしか無いのかも知れない。

でもやっぱりダメ、挫折……。
いやいやまた頑張ろう!

そんな繰り返しでもいいから少しづつ前に進んでいこう、と僕は思うのだった。
(いや思うだけじゃなくて、とりあえず四の五の言わずに黙って毎日やれよって話なんですけどね)

 

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