定番ライフハック 書き出せば何でもうまくいく? 「ちいさなくふうとノート術: ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方」 Marie 【一般書籍レビュー】
kindle unlimitedにて2017年1月末くらいに読了
「手帳に書けばすべてうまくいく」といったキャッチコピーをよく聞きますが、現実はなかなかそううまくはいきません。自分に合った手帳・記録のしかたを探し求めると同時に、自分が理想とする暮らしに近づくように、暮らし方・時間の使い方そのものを改善していくことも必要です。
本書では、これまで私が試行錯誤してきた「くふう」と「ノート」についてご紹介します。特に私のような注意散漫で忘れっぽい人に、少しでもお役にたつことがあればいいなと思っています。
小さな子どもがいらっしゃる主婦作家Marieさんのノート術に関する本。
多分若くて素敵な美人妻(超勝手な妄想)。
そんな人が書いたノート術の本なんだから、読むしか無い!
というのは半分冗談ですが(半分本気か)、「ノート術」とみるとなんかムラムラしてきてしまうのはなぜだろう。
そう、「僕はこれからノートを使ってなんかすっげえライフハカーになるんだぞい!」とか叫んでノートを買ってきて書き散らしてすぐに飽きるというあるあるループを何度も繰り返してきたからだ。
でも好きなんですよね、ノート術の本。
まず「術」ってところがカッコイイ。忍者か。
それはさておきこの本は、仕事やら家事やら子育てやらでとっても忙しいMarieさんが、
やりたいことがたくさんあるので、いろいろと手を出してみた。
でも混乱してきたので、ノートと工夫でのりきることにした。
という感じにまとめられる本だと思います。
ではそのノート術とは、実は手帳術というべきもの。
手帳術!、これも心惹かれる言葉です。
彼女はまず、手帳をスケジュール管理から、やりたいことの記録ツールとして捉え直します。
そこで取り出したるはダイスキン。
なんかモレスキンのパチモノらしいですが、ここで本当にライフハッカーにはお馴染みすぎてそのせいでがっかり感さえ漂う本物のモレスキンとかでてこなくて本当に良かった。
そのダイスキンで取り組むのは「Bullet Journal」という手法。
ググってみたところ、どうやらこれはタスクややりたいことを、ノートに頭に記号を付けて(「・」が多用されるからNullet(弾丸)とネーミングした模様)どんどん書き出していく手帳術のようですね。
ってこれただの箇条書きでは……。
まあ名前が中二的に心を揺さぶるものがあるので別にいいのですが。
そしてそれを一日の振り返りの時間に取り組み、そしてEvernoteに記録するそうです。
でましたおなじみのEvernote!
みんなだいすきEvernote!
僕はメンドクサイので使ってませんが。
彼女の使い方は、とにかくテーマごとにページを作ってどんどん書き込んでいき、段々と細分化するようにしているとのこと。
基本的にはこれだけです。
しかしこれだけといっても、継続させるのがなんといっても一番難しいのが「ノート術」の恐ろしい所。
彼女はこれでさまざまなタスクをこなしつつ、やりたいことにどんどん取り組んで行けているようなので、とても素晴らしいですね。
ただし他の人に、というか僕に合う手法かどうかはやってみないとわからない。
んでちょこっとだけやってみましたが、面倒なのであっさりと挫折。
これは別にこの本のやりかたが悪いせいではなく、ただ単に僕が飽きっぽすぎるからだと思われます。
あと字が汚くて後で読む気しないんですよね。
丁寧に書いてると時間だけかかりすぎてやっぱり飽きるし。
それはもう諦めるとして、この本には他にも忙しい主婦向けのスキルというかライフハック的なものが多数紹介されています。
ご一読の価値は十分あるかと思いますので、ぜひどうぞ。
ちいさなくふうとノート術: ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方
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