女子高生が本気でお相撲 「りきじょ」 全3巻 歌麿 【マンガレビュー】

2018年2月9日

2017年8月17日購入

[まとめ買い] りきじょ(アクションコミックス)

 

弓道推薦で入った高校で弓道に挫折した明石丸美。退学を迫られた彼女が、藁にもすがる思いで辿り着いたのは相撲の道だった。少数ながらも真剣に取り組む女子相撲部[りきじょ部]の面々。その姿に身も心も打たれた丸美は入部を決意。個性的な先輩達に囲まれて丸美は今日も「はっきよい!」 女子高生が本気でお相撲

Amazon商品紹介ページより

 

ガチで太ましい女子高生美少女たちによる文字通りの肉弾バトルマンガ

 

この表紙を見ても分かる通り、少々肉付きがいいとか、ぽっちゃりしてるとか、そういうレベルを超えてドンとでっかい女子たちがガチでお相撲するマンガです。

そしてこれがまたしっかりとスポ根してるのです。
ヒロインの丸美はデッカイ身体(特に胸)が邪魔すぎて弓道に挫折します。

ああこんな身体じゃ何もできない!となったところに目にしたのが女子相撲部。
これだ!ということで入部決定します。

そこにはいかにもインテリっぽい頭の良さそうな部長(でも胸はガチ巨乳やで!)
精悍な浅黒い肌と凛々しいマスクを持つ先輩(でも身体はカッチカチやで!)
ジト目で割りと普通に可愛い同級生(でもそこそこムッチムチやで!)

などなど、美しくも肉肉しい部員の皆さまが!

 

 

特筆すべきは、相撲を武道として、あるいは格闘技としてきちんとその本質を抑えた内容になっているところです。

 

押し出し方は、手は脇から胸にかけて腕は曲げたまま低い姿勢で押す!!
両差しされたら閂や巻き返しで対抗する!!
ぶちかましは低く下からカチ上げるように!!

などなど。

 

そして主人公には実は必殺技が!!
それは「幻の○」!?(ネタバレ回避)

当然ぶっといライバルたちも登場して回を追うごとに盛り上がっていきます。

そして盛り上がるのは話の展開だけじゃなく、

 

 

主人公である丸美ちゃんの肉体もどんどん盛り上がっていくところが面白い。

 

 

それは実は他の部員も一緒で、制服を着てると華奢にすら見えた先輩方が、どんどん遠慮なく太ましくなっていきます。
特に部長なんか最初は胸だけ凄かったのに、最後の当たりには腰のあたりまでなかなかのものに。
だがそれが美しい……

ただし主人公が強くなるペースが少し早い感じがしたのが残念です。
あともうちょっと他のキャラとの絡みが多ければもっと面白いのに、とも思いました。

特に男子は一切出てこない。
それがいい!という意見もあるでしょうが。

 

やっぱり「好きな人から「俺デブはちょっと」と言われて傷ついて奮起して強くなる」みたいなベタなエピソードも欲しかったような。

 

そして(それが原因かはわかりませんが)3巻で終わり、となります。
素材も面白く、画力も高く(アダルト出身の作家さんの模様)、なによりもここまで肉肉しいヒロインの皆さんが勢揃いするマンガもそう無いと思われたので、とっても残念。
もうちょっと見たかったなというのが、正直な感想です。