暴飲暴食で人生の〆、なんてならないようにネ 「〆のグルメ」  全1巻 土山しげる 【マンガレビュー】

2018年2月9日

2017年5月27日に購入

〆のグルメ (アクションコミックス)

今宵は何を食べてシメようか――?酒が好きで、飲んだ後の〆がもっと好きな中年編集者の篠原。職業柄、大変な目に遭うことが多い日々でも、仕事が片付いた後の一杯、そして〆のご飯がおいしければ、明日もまたがんばれる!屋台のラーメンからコンビニグルメを利用したアレンジ飯まで、様々な〆に出会える美味しい1冊!『野武士のグルメ』『荒野のグルメ』につづく、土山しげる人気作。

Amazon商品紹介ページより

 

 

酒の〆には何食ったって美味いに決まってるのだ!

 

特に炭水化物は最高なのだッ!!

……などと力説しなくても、そんなことはみんなわかってる。

理由について一応医学的?説明をしておくと、簡単に言えば
「アルコールの作用で脳が飢餓状態にあると勘違いしている」から。

つまり

アルコールが体内に入る → こいつあヤベエ!とばかりに肝臓がアルコール分解をがんばる → その御蔭で肝臓の大事なお仕事である糖分の保存が疎かになる → なんか腹減ったと脳が勘違い

ということらしい。

 

それにそもそも明らかに必要のないカロリーであるし、そもそも寝る直前に何かガツンと食べると内臓が夜通し働くことになって疲れもとれない。
だから健康を考えれば「〆の炭水化物はやめときなはれ」ということになる。

 

とはいうものの、やっぱり何か食べたいですよね。
その時はラーメンじゃなくせめて蕎麦にしなはれとか、しじみの味噌汁でも飲みやがれとか、まあいろいろ代替手段はあるのだが、このマンガとは関係がないので割愛する。

 

 

 

 

そうです、この主人公、成人病待ったなし、である

 

我慢とか基本的にしない。
なんか空手部OBでもあるらしいので、きっと体力というか健康には自信があるのだろう。
だから心の赴くままに飲むし食う。

 

まず1話からいきなりカレーうどんである
しかも家でどん兵衛+作り置きのカレーで、自家製カレーうどんだ。
カレーそのものも実は炭水化物率が高いので、結局炭水化物&炭水化物である。

 

次の話では、四川料理の後にラーメンだ。
いわば中華to中華である。
まあラーメンはもはや中華じゃないかもしれないが。
それにしても38歳で油ものがキツイとかいってるのに僕的に違和感。
じゃあ飲むなよ食うなよ……

 

続いて、徹夜明けにコンビニでおでん+塩むすびでお茶漬けである。
しかも店内のイートインスペースで、だ。
いや別にコンビニの駐車場で地べたに座ってなどよりはマシだが。

 

そして体に良い〆と称して、またまた自宅でコンビニのざるそばにネギと納豆とめかぶトッピングだ。
あえて言おう!
食わないのが一番体にいいのでは?
しかも更に呑みたくなってパック日本酒をオープンとか。

 

更にはまた日も明るいのに仕事帰りにラーメン屋でついうっかり餃子ビールからのラーメンコンボとか。

 

立ち飲み屋で一人で2時間も散々飲み食いした後にナポリタンで〆とか。

 

健康診断で見つかったポリープが良性だったのをいいことに牛丼屋で生ビールと牛丼で祝杯とか、
仕事帰りにファミレスで生ビール、〆に冷麺とか……。

 

 

 

もう一度言おう。
成人病待ったなし!、であると!!

 

でもさすがの土田先生のグルメマンガ、どれもこれも旨そうすぎて読めば読むほど腹が減るのは間違いない。

間違いないけど、酒の後の〆限定というジャンルのニッチさ加減と、旨そうだけど身体にも悪そうに見えてしまうという理由、によるのかどうかは知らないけれど、残念ながら1冊で終了となったのでした。

 

ということで、腹は八分目、お酒は2合まで、ゲームは一日一時間、マンガは好きなだけ、みたいな感じで健康第一で行きましょう。

 

 

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