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思想としてのミニマリズム入門編 「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ – 【無料お試し版】」 佐々木典士 【一般書籍レビュー】

2015/7/17に入手。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 【無料お試し版】

 

【ミニマリスト宣言!!】
持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。
ぼくはモノを減らすことで何もかもが変わり、なぜか毎日「幸せ」を感じられるまでになってしまった。
誰かと比べてばかりいて、みじめだった。将来への不安で、ずっと停滞していた自分が動きはじめた。
最小限にしたからこそ、見えてくる本当の豊かさ。モノが少ない幸せがあることを知った。
(中略)
断捨離からミニマリストへ。
終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。
これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。

 

※※ こちらの【無料お試し版】では、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』の一部と、
特別企画として、合計70のモノを手放すルールのうち著者が厳選した10のルールを紹介します!!
続きが気になった方は是非、本編(有料版)にてお楽しみ下さい。※※

Amazon商品紹介ページより

 

断捨離はある程度世間的に受け入れられたもの
対してミニマリズムは、ちょっと極端な方面へ行ってしまったマニアックな人達の趣味

 

 

というイメージが、正直僕には有りました。
それはきっとミニマリストを紹介した(初めて世に知らしめたとも言える)あのNHKの番組がもたらしたイメージが強すぎた、という理由からだと思います。

参考Google画像検索

あれをみて僕なんかは「刑務所かっ」などと叫んでしまいましたが、世間の評判も概ね同様だった模様。
それは番組の編集のせいだったのか、それともとりあげられた方々が尖った方だったのか僕には判定できませんでしたが、とにかくインパクトが有ったことだけは間違いないと思います。

 

 

しかし、断捨離が何故一世風靡と得るまでに流行したかと言えば、物を減らしてスッキリしたいという欲望を誰もが持っていたから、と言えると思います。
その物を減らしてすっきりしたいといういわば普遍的な欲望を突き詰め(すぎ)てしまった人々が、ミニマリストなわけです。
だから断捨離にハマった人は、みんなミニマリストになる可能性があるといっても過言ではない……いや過言か。

ではミニマリストとは単にモノを減らしたい人なのか。
その答えの一端が本書にありました。

 

日本人はかつてみんなミニマリストだった

 

明治以前の庶民の質素だけど合理的な暮らしを引き合いに、著者はそういいます。
なるほど確かに、上級な商人や武家以上の特権階級を除けば、昔の日本の庶民は必要最小限の着物と生活道具だけを持ち、家もすぐに引っ越しできる長屋住まいで、実にミニマルに生活していたといいます。
(これには庶民が上流階級から搾取されてきた歴史というのもあるんじゃないかなーとか思いますが、まあそれはおいておきましょう)

 

侘び寂び、と言う言葉もあるように、モノのない空間に美を見出してそれに憧れを持つ気持ちというものはみんな持っているのかもしれません。

 

 

モノをもつことは、モノに所有されること

 

逆に言えばこうなります。
モノをもつことを突き詰めることは、庶民には不可能です。
いや、ゲイツやペソスやザッカーバーグにも無理でしょう。

「そもそもそんなものいるのか?」
ということを突き詰めて考えていくと、ほとんどのものが「いやそこまで必要ないかも」となってしまうのではないでしょうか。

 

 

ミニマリズムとは「要るものは要る。要らないものは要らない」

 

という、それだけのことのようです。
そんなに特別でも難しいことでもないのです。
本書は「無料おためし版」ということで全体の最初の方しか収録されていませんが、その部分だけでもこの作者の思いが汲み取れます。
(だから本編は買わなくてもいいかな~みたいな。ごめんなちゃい。笑)

 

 

でもまあ極端にミニマリズムをこじらせた人の生活とか部屋とか持ち物をみるのは純粋に面白いですよね。

そして自分ならどこまで減らせるか、実際にやってみるのはなかなか大変ですが、想像してみるのはけっこう有意義ではないかと思います。
あ、でもその前にMackbook買わなきゃ(←こういうのが偏見)