悲しからじゃなくて優しいから泣ける、もちろん基本的には笑顔になれる日常ギャグマンガ 「パステル家族」 第1巻 セイ 【マンガレビュー】

2017/10/21に無料で確保、読了。

パステル家族 1【フルカラー】 (comico)

 

スマートコミックアプリ「comico」の人気フルカラーコミック!
「ご飯を家族で食べる」「友達とお出かけする」「みんなでゲームをする」――そんな当たり前な毎日が楽しく幸せです。
5人家族の明河原家と、個性豊かなキャラクターが送る日常コメディ! 1度読んだら“絶対”に大好きになります。

Amazon商品紹介ページより

 

は?、一度読んだら大好きになります、だと!?
……なりました(笑)

 

まさにゆかいな家族の日常モノ。
日常マンガとはこうあるべし!といった感すら漂います。

まず、フルカラーを含めた絵がすごくいい。
猛烈にうまいというわけではないかもしれないけど、この世界を描くにあたって十二分に魅力的な画作りがされています。
パステルというよりはちょっとビビッドであるものの、総天然色(死語)という点も、作品世界への没入感を上げるのに一役も二役も買っています。
こうなるともう、モノクロの画面は想像しづらいですね。

 

 

ここでもう一度絵として本作品を眺めてみました。

……前言撤回、猛烈にすごく上手いです。
見やすいようにシンプルな線に落とし込まれていますが、この作者は描き込めばとことん描き込めるんじゃないでしょうか。

 

お話は愛と優しさに溢れています

 

凡庸な表現しかできない自分が恥ずかしいと思いつつも、読めばわかります。
これは愛と優しさとしかいいようがない。
家族のみならず、登場人物一人一人が実に優しい。

何度か書いてますが、僕は泣けるお話というのは、

「悲しいからじゃなく、優しいから泣けるのだ」

と思ってます。

だから捨て猫のために不良に立ち向かう普段無口でおとなしい次男の行動を見たときや、その弟のために飼い主を探してあげようよという姉の姿に、泣いてしまうのです。

ちなみに読めばわかりますが、このエピソードは一般的にはそんなに泣けるってほどのものじゃないとは思う。
僕の涙腺の筋肉が衰えすぎてるのです(笑)。

 

 

 

しかしこの第1巻には最強の泣ける話が入っています

 

詳しくは読んでみてもらいたいのですが、家族でひとつのゲームをクリアするお話です。

「どこが泣けるんじゃワレ!?」とか思った人もいるかもしれませんが、そこに製作者の情熱と男の友情と「面白いゲームとは何か?」というゲーマーにとっての永遠の課題が組み合わされると、とんでもなくハートフルなお話となるのです。

 

 

もちろん、普段の日常ギャグも面白さてんこ盛り。
どの話も愛と優しさと少々のボケ成分で構成され、癒やされつつ笑わせられること間違いなしです。
あとやっぱヒロインのマヨちゃんもそのお友達もみんな可愛いわ。

ということでこれはもう続刊も買うしかない!!
セール待ちが苦痛に感じられるほどに!!
でも待つけど!!!