性欲が科学の発展にいかに寄与するか 「上野さんは不器用」 第1巻 tugeneko 【マンガレビュー】
2017/5/27に購入。
雑誌掲載時にTwitterで大反響、ブレイク必至の作品が遂にコミックス化!!天才発明家・上野さん、態度は強気。でも、恋には弱気♪不器用すぎるヒロインギャグコメ、要チェックです!!
エロは科学と文化の加速装置
科学はいいすぎかもしれないが、少なくともある種の文化は明らかに加速させるということは、家庭用ビデオデッキとエロビデオの関係を持ち出すまでもなく明らかだろう。
最近ではVR技術もそうなるか、と思わせておいてあれはハードウェア的に敷居が高すぎて、まだそこまには至っていないようだ。
そもそもあんなゴーグル装着してなんかしてたら、誰か来た的な緊急事態発生時に超困るということもある。
また4Kだか8Kだか知らないけどハイビジョンを超えた超高画質などというものの、あまりにも現実(主に女性の肌方面)の現実を伝えすぎてガッカリという事態を引き起こしている。
だがこれは同時にリアルタイム画質補正技術の向上という副産物を生み出しているようだが。
昔はとりあえず白くて強い照明当ててればなんとかなったらしんですけどねー
って話が逸れた。
現実においてはエロは文化を加速させるが科学は意外とそうでもないということを言いたかったのだが、本作品においてはただでさえ天才の主人公の科学力を異常なまでに進化させているというところが見どころなのである。
上野さんは自分のエロ方面の欲望のために、重力操作すら可能にする!!
ということは彼女は既に、4つの力(電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、重力)を統合した理論(超弦理論?)を完成させている可能性がある!
であれば当然宇宙の成り立ちとその終焉についてはもはや解明済みに違いない!
また数学のミレニアム問題なんか既にノートの端っこにメモ書きとして証明済みだろうし、ABC予想に関しても「生え際退避三浦理論」もとい「宇宙際タイヒミューラー理論」など使わなくても「上野さん理論」を用いれば5年もかからずに検証できたであろう!
(以上は文系である僕がなんか一生懸命がんばって科学っぽいことを書こうと試みております。ぜひ生暖かい目で御覧ください)
(あと書いてからわかったんですが、宇宙際は「うちゅうさい」と読むのですね。これを「はえぎわ」とボキャブラ(死語)した僕のボケは見事にダダスベリなわけですが、自分では気に入ってるので残しておきます)
だが上野さんはそんな些事(超失礼)には興味がない
興味があるのは
・どうやったら好きな男の子に自分のお○っこを飲ませられるか
・どうやったら好きな男の子の前でノーパンでスカートをたくし上げられるか
・どうやったら好きな男の子に、全身の匂いを嗅いでもらえるか
(ちなみにこの男の子は主人公のことを「臭い」と思っている)
・どうやったら好きな男の子に自分が履いている食用パンツを食べさせられるか
的なことだ。
彼女の願いは切実である。
なにせ相手の男の子はラノベやアニメによくいる超鈍感少年だからだ。
ここまでしないと自分の思いが伝わらないのだ。
ちなみに普通に告白すればいいじゃんというのは却下である。
だって恥ずかしいんだもん。
ということで彼女は今日も科学部室で、これらの切なる願いを叶えるために、重力や光やニオイ分子やその他もろもろの超高レベル科学の研究に勤しむのである。
結論:まあ早い話「エロいド○えもん」なのだが
ついでにの○太も自分で兼ねている。
とか書くと流石にあんまりだなーと思わないでもないけど、結局コレですな。
最初グダグダ書いた僕がバカみたいだ。いつものことだけど。
ということで普通にめちゃくちゃ笑えるギャグラブコメなので、変な性癖にぴくっと来た人もそうでない人もぜひご一読を。
売り上げランキング: 6,035
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません