Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/morogami/morogami.net/public_html/wp-includes/post-template.php on line 284

終わる電車 Do you love me?(極太明朝体で 「終電ちゃん」 第1巻 藤本正二 【マンガレビュー】

2017/11/11に購入。

終電ちゃん(1) (モーニングコミックス)

 

がんばってる人々を、今日も熱心に送り届ける「終電ちゃん」。「お前たち、明日はもっと早い電車で帰るって約束しな!」。終電には、日々を生きる乗客のドラマがある。中央線の高尾行きの終電は、午前1時37分に終点・高尾に到着する。これは全国の鉄道で最も遅い。疲れてて眠いのに、彼女に会えて、なんだかうれしい――。不思議な高揚感と一体感のある、終電物語開幕!!

 

 

鉄道擬人化モノ、いや鉄道の妖精物語?

 

擬人化、すなわちキャラクターモノというよりは、妖精のお話というお伽噺なのかもしれません。
あるいは電車というモノが神様になったという、付喪神の一種なのか。
もしくは彼女たちは実は電車搭載のAIで、動き回っているのは端末として機能するロボット……。

その正体は1巻ではわかりませんし、基本的にどうでもいいこと。
ですが、彼女達はどうやら世間一般に周知の存在、というよりは鉄道会社の正式なスタッフであるのは間違いのない所のようですね。

 

 

 

毎日電車乗るとかマジありえねー

 

 

などと言っちゃう僕は地方在住者。
なので、電車といったら旅行とか出張でしか乗りません。
たまに東京いって山手線とか乗ると、死にそうになります。
それを毎日乗って通勤するとか、考えられねー。

 

しかもなんですか、終電とか。「終わる電車」ですよ、なんか怖い。
続いて最終話「世界の中心で愛を叫ぶ電車」か。
(あ、フォントは極太明朝体”EVA-マティス-クラシック”でお願いします)

とにかく乗りそこねたら家に帰れないとか、マジこえー。

そういうとき都会の人はどうするんですかね。
満喫やファミレスにGO!ですかもしかして。
くうう、そのあたりも都会っぽい。

 

 

 

 

実は僕は電車通勤というものに憧れてる?

 

車だと帰りにちょっと一杯引っ掛けて、なんてのがとてもやりづらいのですが(代行車とかあるけどけっこうお高い)、電車だとそれが比較的気軽にできちゃう。

「ワカコ酒」とか「センセイの鞄」なんか読むと、「あ、こういうのいいよね」と羨ましくなる。
でもお金がいくらあっても足りねえな。
やっぱ田舎でクルマ通勤でいいです。
ってクルマもかなり維持費かかってるんですけどね。

 

 

 

それはさておき、電車、それも夜遅い電車に乗る人というのはそれなりのドラマを持っているようです。

まあドラマと言っても大事件勃発!なんていう大げさなものではなく、いつもより仕事がきつかったとか、いつもよりデレが多かったとか、いつもよりちょっとだけ落ち込んだとか、日常の中のちょっとした心の動きと言うか、そういったものが深夜の電車の中では事件のように感じられてしまう傾向があるようです。

最終電車とはつまり、誰もが持つちょっとした心の揺れを増幅して物語にしてしまうという舞台装置なのかもしれません。

 

 

ということで、電車マニアでも乗り鉄でも撮り鉄でも無い僕が読んでもなかなか面白い、じわっと、いやガタンゴトンと心揺さぶられるようなマンガでした。

 

 

終電ちゃん(1) (モーニングコミックス)
講談社 (2016-03-23)
売り上げランキング: 33,951