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私小説風アンチグルメマンガ 「鬱ごはん」 第1巻 瀬川ユウキ 【マンガレビュー】

2017/5/29に購入。

鬱ごはん 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)

 就職浪人生・鬱野たけし。人と食事するのは好きじゃないし、たいして食に興味もない…。鬱々とした想いの中で日々、ひとりめしを食う。 読むと食欲が失せるアンチグルメ漫画!

 

「いつか死ぬその日まで飯を食べ続けなくてはいけないと思うと少しうんざりした」

 

第一話からいきなりこれである。

主人公は22歳就職浪人。
大都会で一人、食を求めて暮らしている。
いや本当に求めているかどうかはよくわからない。
このマンガでは彼はもんもんと、ぶつぶつと、そしてなぜかいやいやとメシを食っているだけだからだ。

傍らには彼にしか見えない、黒ネコのような喋る妖精。
もうこの時点でかなりアウツである。

ただしケータイの待受はかなりオシャレ。
どれくらいオシャレかというと村上春樹かヨ!と思われるほどシャレオツ。
だってアメリカの画家の「夜更かしする人(ナイトホークス)」という絵なのだ。
……いやオシャレというよりも、寂しいだけかもしれない。

 

 

 

「「ゲシュタルト」はいつも崩壊している」

 

などと呟く主人公は、ゲシュタルトの意味を知らない。
僕も知らないし、めんどうなのでググる気もない。
このマンガを読むとなんかこっちまで無気力になるようだ。

ちなみに彼はゲシュタルトといくと「ゲシュ」というゲテモノののった変わりタルトを想像するという。

僕は「ゲシュタポのルト大佐」を思い出す。
って誰?
知らんがな。
いま考えたから。

 

 

 

「奴隷は奴隷であることを疑わない」

 

からの「鍋はみんなで囲むものである」という世間的な慣習を打ち破るべく一人鍋を敢行する主人公。
意味がわからない。

最後にラーメンを食べて〆ることが最大の目的だとも言う。
じゃあ最初から野菜ラーメンを食えヨ!、などとは言ってはいけないのかもしれない。
それこそ奴隷の所業なんです?
いやごめん、ぜんぜんわけがわからない。

わからないといえば、真っ暗闇で食べる鍋は何を食べているのかまったくわからないという。
まさにリアル闇鍋であるが、確実に精神にダメージを与える行為であることは間違いないようだ。

 

 

 

 

 

ゴミ捨て場に捨ててあったローションの空き瓶をみて彼は思った

 

ペペ……ロンチーノを食べよう!

とにかく彼には強く生きて欲しいと思った。
でもやっぱり例え一人でも、いや一人だからこそメシくらい美味そうに、楽しそうに食え!

 

 

 

鬱ごはん 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)
秋田書店 (2014-02-07)
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