「飯田橋のふたばちゃん」 第2巻まで 横山了一 加藤マユミ 【マンガレビュー】
2018/2/10に購入。
マンガ好きにはおなじみの、あの出版社たちが女子高生になっちゃいました!? 個性豊かで問題山積みな美少女たちの、ちょっぴりブラックな日常4コマです。マンガ業界関係者は怒らないで……ね?
集●社、講●社、小●館、秋●書店、●ADOKAWA、ス●ウェア・エ●ックス、芳●社、少年●報社、徳●書店、竹●房、日本文●社、●迅社、リ●ド社などなど、有名マンガ出版社がみんな女子高生になっちゃいました! わかる人にはメチャクチャわかるブラックユーモアが満載!! 禁断の4コマです!!
擬人化とかいういわゆるひとつの萌えジャンル
例えば機関車とか(萌えじゃないけど)、OSとか、神道系ファンタジーによくある付喪神なんかもその一種でしょうか。
この作品ではなんと出版社が擬人化されちゃってます。
そして絵柄的には萌え路線、です一応。
でも内容はけっこうダーク、というかブラック。
ネタ的にもギリギリのラインをうまいこと渡り歩いている感があります。
こうしたネタはある程度事情通でないと面白くないものですが、長年マンガ読んでてネットで少しは情報収集しているのであれば、ある程度わかるネタばかりだと思います。
例えば、
双葉ちゃん ・・・主人公。経営危機に陥るたびにドロボウとか幼稚園児の力で奇跡の復活。
集英ちゃん ・・・アニメ化が得意。だめな子は10週で切る。
小学ちゃん ・・・預かりモノを無くしたりして訴えられがち。
講談ちゃん ・・・基本的に熱い。そして強い。8の字に動くよ!
秋田ちゃん ・・・ヤンキー。妹のいちごちゃんはいろいろな意味でギリギリ。
角川ちゃん ・・・巨大なグループのトップ。メディアミックスも超強い。
スクエミちゃん ・・・映画でコケたことが未だにトラウマ(笑)
芳文ちゃん ・・・顔の同じ兄弟多すぎ問題。
でもマンガ歴ウン十年、ネット歴もニフティサーブやテレホーダイタイムなんて言葉にぴくっとくる程度の僕でも、よくわからないネタも多かったりもします。
まあなんとなく予想はつきますが。
しかし作品パロディやギャグとしてもけっこう面白いネタが多く、マンガファンなら事情通でなくても楽しめるマンガになってるとは思いますので、ぜひ一度読んでみてください。
といいつつも僕はセールで1冊100円位で買ってるので、評価基準がだいぶ下がってるんですけどね(笑)
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