Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/morogami/morogami.net/public_html/wp-includes/post-template.php on line 284

きれいなお姉さんと美しい少年は好きですか? 「私の少年」 第4巻まで 高野ひと深 【マンガレビュー】

2017/5/27に大人買い。

私の少年

スポーツメーカーに勤める30歳、多和田聡子は夜の公園で12歳の美しい少年、早見真修と出会う。元恋人からの残酷な仕打ち、家族の高圧と無関心。それぞれが抱える孤独に触れた二人は互いを必要なものと感じていく。この感情は母性? それとも――。

 

 

いま話題の?おねショタモノのラブコメマンガ。

 

どこでどう話題なのか実は全然わかっていませんが、セールで安かったのと表紙に一目惚れして既刊を大人買いしました。

ストーリーを一言でまとめるならば「三十路の綺麗だけど寂しいお姉さんが、家庭環境に問題のありそうな儚げな美少年にクラクラする」というお話なのです。

 

なんでまたクラクラしちゃったのかというと、あまりの美少年っぷりに今まで気づいていなかった性癖が露出してしまったのか、幸薄そうな少年の姿に母性本能が刺激されてしまったのか、それとも寂しい自分の生活にちょっとした彩が欲しかっただけなのか、それは彼女自身にも全然わかっていません。

それを探し出すのが本作品のテーマと言えるかもしれませんが、おそらく全部でしょうね。

 

三十路といっても僕から見ればまだまだ全然余裕で小娘。
こうした自分の心の奥深くにある本当の気持ちも、実は毎日日替わりで変化しているということにさえ気が付いていないとしても無理はありません。

などと偉そうに語ってみましたが、彼女よりもずいぶん年上の僕ですらそんなものわからないし気付かないし毎日ぐちゃぐちゃ適当なんですが。

 

 

 

ただこれだけは言える。
大人はかわいそうな子供を見たら無条件で助けなくてはならない。

 

それが余計なお世話だったとしても、こちらが社会的に少々リスクを背負うことになろうとも、あるいは全く全然こちらの勘違いだったとしても、大人は子供を助ける行動をとるべきなのです。
コチラ側の多少のリスクなど、助けられたものを助けられなかった時の巨大な損失と慙愧の念には比べるべくもなく小さい。

ただし最近でも親切心から行動したと思われるのに法に触れてしまって逮捕される、といった悲劇的な事案も発生しているようですね。
やはりその辺りの自衛の策も考慮して行動するのが大人というものなのかも知れません。
そしてそのあたりのガードが甘かったこの主人公のお姉さんは、物語の元凶とも言える少年の父親から少々手痛い仕打ちを受けることになります。

 

 

 

現実ならそこで終わりですが、だがそれではマンガにならない。
きれいなお姉さんと美しい少年の物語は、奇跡の再会によってまた紡がれ始めるのです。

果たしてこの美しくも背徳的な香り漂う物語の結末はいったいどうなるのか。

願わくばこのとことん優しくも美しい二人に、ハッピーエンドが訪れんことを。