制服の女子はね、みんな魔法が使えるんだよ? 「制服魔法みどりちゃん」 全1巻 水あさと 【マンガレビュー】
2017/5/29に購入。
同級生の大地くんのことが大好きな女子中学生のみどりちゃん。勇気を出して告白しようとするも、突如発生した「異性にモテる」という魔法に邪魔され、全然思いを伝えられず…。しかもその魔法を解く方法は「制服を脱ぐ」しか無くて──? 他にもかわいくて、ちょっと残念な魔法少女達が続々登場!! 彼女達が巻き起こす少しエッチでとってもはちゃめちゃなマジカルストーリー!!
最初のまとめ
魔法などというこの世の物理法則を無視した力をこの世に顕現させるためには、相当な代償(主に露出系の)が必要である。
涙目の制服少女を描かせたら日本一なんじゃね?疑惑(僕調べ)を持つ水あさと氏による連作短編集。
早い話が魔法を使うと大変なことになっちゃう系の女の子たちが、いやいやながらあるいは自ら望んで魔法使いまくって実際大変なことになっちゃう、というマンガである。
大変なことというのは主に肌色が多めになってしまうことを意味する。
つまりいつものスラップスティックなちょいえろラブコメということなのだ。
例えば以前レビューしたこちらの作品も思いっきりそういう傾向の作品だった。
そしていつも思うのはこの作者の作品は確かに可愛い女の子の肌色が多めなのだが、それがエロいかというとさほどでもないのが不思議、というところ。
(これは僕だけかも知れないけど)
欲情をそそるはずの涙目の女の子の表情も、直接的にエロいはずの女の子の服が脱げちゃうシーンも、あくまでもギャグのための一小道具にすぎないような印象を僕は持っている。
もちろんこれは批判ではなく評価しているのである。
怒涛の如きギャグの連鎖に笑いを堪えるなど不可能。
ページをめくるたびに面白さが加速していく。
そう、とにかく僕はこの作者の笑いのセンスが大好きなのである。
とにかくめっちゃ笑えるってことです。
よくもまあこんなばかばかしいこと思いつくなぁと読むたびに思う(褒め言葉
天才かよ。
ところで、水あさとサンの作品といえば「デンキ街の本屋さん」が有名でアニメ化もされている。
実は僕もアニメは見ました。サイコーでした。
でもまだマンガは読んでいません。
楽しみは後にとっておくのです。
……ホントはセール待ちです。テヘ
実は同作者のまだ読んでいない短編集をあと3冊持っている。
これこそどうしようもなく落ち込んだときのためにとっておこうと思っているのである。
それこそが水あさと氏のちょいエロラブコメの正しい嗜み方……かどうかは定かではないが、それだけのポテンシャルを秘めているということなのだ。
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