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「終わりのち、アサナギ暮らし。」 第1巻 森野きこり 【マンガレビュー】 シリーズ:人類は滅びました系その3

2018/3/10に購入

終わりのち、アサナギ暮らし。 1 (BLADE COMICS)

凪いだ日々の中、山奥で一人暮らす少女・ナギ。寂しさが募る生活の中で、ひょんな事から彼女が温もりを求めたのは、蜘蛛のような不思議な生き物で─?

 

シリーズ:人類は滅びました系マンガレビューもその3となり、一応最終回でございます。

 

 

本当はあの名作「ヨコハマ買い出し紀行」などもありますが、名作過ぎてレビューが書けないリストに入っているのです。

 

さて、この作品ですが、その1、その2の作品とは少し趣が違ってます。

まずこの世界では、まだ人類は滅亡していません。
都市が水没したりしていますが、それはまだ数十年前の出来事であるようで、人類の種としての終末の時はまだ始まったばかりのようです。
じゃあ滅ぶとは限らないんじゃないの?とも一瞬思いましたが、ただの局所的な災害や天変地異ならばとっくに復興しててもおかしくない時間が経過しているのは間違いないようなので、何かは不明ですが人類に対して破滅的なことが世界的に発生したと考えてよいと思われます。

 

 

 

そしてもう1つの大きな差は、この作品は「人類は滅びかけてます系マンガ」だと見せかけて実は本質的には立派なグルメマンガだということです。
あるいは「グルメマンガの超設定凝ってるバージョン」とも言えるでしょう。
いや本当、最近のグルメマンガは大変ですね……。

 

 

 

 

さてこの物語は、一人暮らしの少女と超でっかいクモみたいな怪物が、少女の暮らす山の上の一軒家で美味しいものを作って一緒に食べる、というお話です。

 

 

おっと、全2作と違ってロードムービーじゃないという点も違いますね。

この蜘蛛みたいな怪物はこの世界においても未知なるもののようです。
この世界にはまだ人間の暮らし・文明・文化というものがまだまだ残っています。
少なくとも少女が暮らしている村の範囲では、ファンタジー系のモンスターやら魑魅魍魎が跳梁跋扈するなどという世界にはなっていません。

 

そのおかげかどうかわかりませんが、食材も自給自足している分以外にもそこそこ色々な物が手に入るようです。ホールトマト缶とか。
そうじゃないとお料理系グルメマンガとしては、物語の構成上ちょっと辛いものがあるからでしょうか。

 

 

 

 

さてそのお料理のシーンですが作者の画力の確かさもあってとても美味しそう

 

 

そしてこの少女がとても可愛くて性格的にもものすごくいい子なのです。
そんな子が作る料理が不味いわけがないじゃないですか!(力説

 

ただし僕的にちょっと困ったことが。
このクモみたいな怪物が、どうにも可愛く見えません。
怖いとか気持ち悪いとか、そういうのともなにか違う。
失礼ながら僕としてはなんとも中途半端なデザインだと思わざるを得ません。

でも作者周辺のおそらく女性からの評判は「かわいい」ということで一致している模様。
まあ好みとか感性の違いということで……。
もしかしたら続く巻においてこのデザインの真の意味がわかるのかもしれません。

 

 

 

 

ということで3回連続ですが書きますよ。
続きが早く読みたいのでとっととさっさとセールをしてください>Amazon様

人類が滅びないうちにどうか……。

 

 

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