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【一般書籍レビュー】「文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う」 下良 果林

要するに「文章を書いたら推敲したほうがいいですよ。つうかしろ」という本。そりゃそうだ。僕なんかでも例えばブログに記事を上げる前には5回以上読み直していろいろ直してる。直してコレかよ!そうだよどうもすみませんね!!

いやそれはいいとして、いやよくないけどそんな僕だから文章を書いて見直さない人の存在が割と信じられない。けどけっこういるみたいですね。まあ別に僕に害がなければいいや・・・とか思ってたらよくみれば周囲にもちらほら散見されることが意識してみるとわかったので、こういう本の必要性は常にあるんだな〜とか思いました。

 

 

 

などと謎の上から目線で始まりましたが、僕の文章の腕前はご覧の通りのへっぽこ適当野郎なので、たまにこういう基本を思い出させるような本も読まんといかん!とか思って読んだ次第です。

 

 

では以下、いつものように抜粋しつつ感想など。

 

 

from スティーヴン・キング「書くことについて」

 

  • 「悪くはないが、冗長。もっと切りつめたほうがいい。公式――二次稿=一次稿マイナス 10%。成功を祈っています」キングが編集者に言われた言葉
  • 原稿を読み返してみて、回りくどい、説明が長すぎて退屈に思える、読んでいてテンポが悪いと感じられるなどの箇所には手を入れ、容赦なく削る。この作業こそが、原稿作成時には必要なのです。
  • 「文章を書くときに避けなければならないのは、語彙の 乏しさを恥じて、いたずらに言葉を飾ろうとすることである」
  • 「優れた描写というのは、すべてを一言で語るような、選び抜かれた少数のディテールから成りたっている」
  • 「平明、簡潔を心がけるべし」
  • 「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ」

 

本文中でけっこうな割合で、こちらの本から引用されています。

 

 

実はこれ、紙の本で僕も持ってます。つうかkindle化されてないので捨てられないのです。

確かに前半の伝記部分も、後半の「小説の書き方」も、とても面白くてためになる名著だと思います。

・・・でもちょっと引用しすぎじゃね(小声

 

 

from 村上春樹

  • 『職業としての小説家』より「できれば半月か一か月くらいは作品を抽斗にしまい込んで、そんなものがあることすら忘れてしまいます。(中略)工場なんかの制作過程で、あるいは建築現場で、『 養生』という段階があります。製品や素材を『寝かせる』ということです。(中略)小説も同じです。この養生をしっかりやっておかないと、生乾きの 脆いもの、組成が馴染んでいないものができてしまいます」
  • 村上氏は『村上さんのところ』(新潮社)の中で「推敲にとってもっとも大事なのは、親切心です」と語っています。

 

どうやら村上春樹さんも大好きな模様。僕もじつはけっこう好きですけど。

村上さんもキングも「推敲大好き!」という共通点がある模様。

もっと言えば小説の書き方ももしかしたら似ているのかな?
最初に思い浮かんだ書きたいことをなりゆきで最後まで書いたあと、しばらくおいてからウキウキと推敲、みたいな。プロット作らない派とでもいうか。

まあこのあたりは本書の本筋から外れるのですが、実は個人的には作家がどうやって小説を書いているのかというのには非常に高い関心をもっています。それらをまとめていつか記事にしたいですね。

 

 

 

こんな「ノー推敲」文章は嫌われる!

1 接続詞が多すぎる文章 

2 主語と述語がおかしな文章  

3 無駄が多く長いだけの文章

4 専門用語ばかりでチンプンカンプンの文章

 

このあたりが実用的なところか。もちろん本文には具体的にどう修正するのか、説明があります。

特に3がヤバいっすね。

まあ僕の場合、基本的に文章中に平気でヤバいとか謎関西弁とか使ったり、語尾の「だ/である」が統一されてなかったり、古めのオタク用語を乱用したり、などなどもっといろいろヤバイところはあるのですが、ブログにおいてはわかってても直す気がないというのが一番ヤバイところ。

 

 

書いたら一回忘れろ

 

  • 村上氏は、いったん書き上げた原稿をしまい込み「そんなものがあることすら忘れて」しまうほど放置するといいます。書き上げてすぐの状況では、自分の文章を客観的に見直すことが難しいからです。
  • なぜ、文章確認は最低二回必要なのか。それは「大まかに確認する」と「細かく確認する」の組み合わせが肝心だからです。

 

またもや颯爽登場!村上春樹!

それはいいとして僕の場合一旦書いたものを忘れることなど容易いのですが、下手するとそのまま本当に忘れてHDDあるいはGoogle Driveの肥やしになってしまうのが問題です。

 

 

その他、引用

外山滋比古氏は『知的文章術』の中でこう説いています。 「書き上げたら、こんどは意地悪な読み手になったつもりで、読み返す」

「よく引用されることですが、英文学者の中野好夫に『あんたのおばあさんが聞いてもわかるようにちゃんと訳してくれ』という言葉があります。

 

とにかく誰が読んでもわかるように書け!ってことですね。はい、僕もできるだけがんばります・・・。

 

 

 

僕が書き散らすこんなおバカな文章でも遂行すればちったあマシになる!?

かどうかはわかりませんが、こんなブログでもせめて誤字脱字だけは無いように頑張りたいと思います。それでもあったらすまんこってす。

ということで基本に立ちかえらせてくれる良書だったと思います。

 

・・・でももしかしたら最初からキングの本読んだ方が(モゴモゴ