前々回の【初心者DTMer奮闘記 Part3】にて、「なんでもやりはじめのときは「量より質」は間違いで「質より量」であり、そして「いつしか量は質に転換する!」的なことを書きました。書いたから実行できてるのかどうかはわかりませんが、今年の8月中旬から現在に至るまでほぼ毎日なんらかの形で「自作曲」を作り続けています。
作り続けている理由は面白いからです。
そしてやたらと自己満足度が高い!
なにせ自分で作った曲を聴くのも日々の楽しみの1つなくらいですから。聴きながら
「なにこれダッセ〜」
「へロへロじゃないスか!」
「なぜこの音色を選んだ?」
「おい走ってるぞ」
「こらモタってんぞ」
「気持ちはわかる(自分で作っただけに)」
「いやなんかそもそも音符足りなくね?」
「短い」
「和音になってなくね?」
「どっかで聴いたことある?」
「あ、なんかこういうクセあるよね〜」
「がんばってんじゃん、俺」
「・・・悪くない」
「・・・いんじゃね?」
などとつぶやいてみたり。最後の方のように、まれに自分でも「なんかカッコいいかも」的な曲ができる時があり、その時の高揚感たるや何者にもかえられません。たとえそれが勘違いだとしても。
むしろそんなふうに勘違いしたいがためにやっている、まである!
おかげで実際に夜に酒飲む回数が激減した!!
だって飲むとオネムになっちゃうから!!!
ということで今日もバババーンと恥ずかしげもなく駄作を発表していきますよ。
オリジナル曲その17 ” raid-back techno pop ”
レイドバックとは前回も書きましたが、「テキトー」みたいなニュアンスで使っています。まあ全部テキトーに作ってるんですが。
そしてテキトーに作った割にはこれ、悪くないような・・・。それにこのメインメロディの音色がけっこう面白い。
ただしなんか曲がもっと続きそうないいところで終わってるのが惜しい。いつしか続きを作ってフルアレンジしてみるのもいいかも知れない。
オリジナル曲その18 ” inspire the bass loop ”
ベースのLOOPでかっこいいのが合ったのでそれを並べて、更にGarageBandのDrummerをいい感じに調整して作ったリズム隊の上でテキトーに鍵盤叩いて作った曲であります。
つまり今回はinspireをテキトーという意味で使ってるわけですね。
さてそんな感じで作った曲ですが、今あらためて聞いてみるとどっちかというと本来の意味でのraid-backな感じが悪くない。
しかも曲後半にはメインの音色を変えるというテク?をようやく採用している!
まさにがんばってるな〜俺、という感じです。
オリジナル曲その19 ” inspire the E drum loop ”
おっふ、これも悪くない。
つうか僕の特性かGarageBandの得意分野かどうかわかりませんが、こういったトランス系?の曲が自己満足度が高い模様。
作り方はほぼ同上。ただしベースはメインができたあとでがんばって自分で弾いてます。
この曲あたりから「あれ、ベースライン考えるのってなんか楽しくね?」的な感触を得られ始めています。
そして構成もA→B→C→Dみたいになってて、けっこうがんばってる感あり。
オリジナル曲その20 ” それを見ようと首を伸ばしてこんな体験は初めてだと思った(もったりVer.) ”
「意外とやるじゃん俺(ニヤニヤニヤニヤ」とか思ってると出来上がるのがこういう「駄作」(笑)
そもそもなんだよこのタイトルは!
実は当時読んでた本の一節から適当にパクりました。そういうランダムに選んだ文章からメロディできないかな〜とか思ってやってみたらできた、と。この実験そのものは成功であります。
それにしてもメロディがぜんぜんリズムとあっていない!もったりどころの話じゃねえ!!
実は前にも書きましたが、「クォンタイズ」という自動である程度音符を整列させてくれる便利機能の存在を、このころはまだ知らなかったのです。
おそらくいまこのファイル読み込んでその機能を使えばほぼ完璧にリズムは整う気がします。
でも知らなかったし、とはいってもこのままじゃあまりにもひどいし、ということで手動でほぼまるっと作り直すことにしました。それは次回発表。
ところで今あらためて聴いてみると、ベースがそこそこ面白いことになってます。ドラムのノリの軽さと妙にマッチしてるというか・・・。このアレンジのままでも面白いかも知れない。
そう、どんな駄作にも良いところはかならずある! あるのだッ!!(血涙
・・・いや無いときもありますけど、それはそれで楽しいのが「自分で何かを作る」ことの醍醐味。
ということで今回はこれまで。曲はまだしこたまあるけど、前置きが長すぎて疲れました(笑)
コメント