【超極秘】 超秘密基地建造計画 【男のロマン】

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秘密基地。いくつになっても男の心をあっという間に少年時代に戻してくれるマジックワード。

そう僕は秘密基地を作りたいなと思ったのです。それもすごいやつ。超秘密基地を。
それは一体どのようなものか。まずは夢から語っていこう。

(なおこの記事の初稿は2020.01.28に歩きながら音声入力されたものです)

 

 

まずその超秘密基地とは何か。

自分がひたすら楽しんで遊んでゆったりと過ごすところだ。つまり自分の居場所、自分の部屋である。

だが超と付くからにはそれだけでは収まらない。『僕の考えた超すごい超秘密基地』は以下の三つから構成される。

まずは超自分の部屋。この部屋は書斎であり作業場であり娯楽室でありくつろぐ部屋だ。つまり自分の部屋の超すごいバージョンである。

超ガレージ。その名の通り車庫でありアウトドアやスポーツ用品の格納庫であり大規模な DIY などを行う工房でもある。

そして超屋上。その名の通り母屋もしくはガレージの屋上空間である。そこにはチェア、テーブル、ビーチパラソルなどを備え付け、バーベキューなどのちょっとした料理ができる設備を置き、植物を育てるスペースを設けたい。星を見るための望遠鏡などを置くのもいい。

 

 

 

この3つの超パーソナルスペースで構成されたものが超秘密基地だ!!

 

早い話所ジョージさんの世田谷ベース、あるいは森博嗣さんの書斎と工作室と庭園鉄道みたいなものだ。

そこまで超絶すごいものでなくていいけれど、自分の趣味と目的にあったそういうものを作っていきたいと思うのである。

なぜそんなことを夢見たのか。抽象的に言えば男のロマンだからであり、有り体に言えば前述の通り所ジョージさんや森博嗣さんに憧れたからである。

ここではもう少しだけその動機を探ってみる。

 

 

 

どうしても男には自分だけの場所というのが必要だ。

 

(男にはなどという書き方をするとフェミニストの人から何か言われそうだが、ここでは自分が考えを巡らすやすい、そして書きやすい言い方を優先とさせていただく。当然女性にも必要だろうとは「推定」しています)

 

程度の差こそあれそんなもの全然いらないという人はいないだろう。人それぞれ、家族と過ごす自分の家全体が自分の場所だという人もいれば、家の片隅の机一つでいいから完全に自分の場所と言えるところが欲しいという人もいるだろう。僕は後者のタイプだった。

結婚して実家から二人で小さなマンションに移った時、一番戸惑ったのはこの自分の場所がないということだった。これはいかん!死んでしまいます!!

「愛する人と狭い場所でもいつも一緒で楽しいな(ハート」的な感覚とは別次元の問題だ。当時一応新婚さんだった僕にも少しはそんな感じの甘い感覚はなくもなかったのだが、その思いとは全く別の問題として自分だけのパーソナルスペースを猛烈に欲したのである。

 

 

 

僕は必死で考えた。と言うか探した。机を一つ置く場所をである。

 

だがたかだか2 LDK の賃貸マンションにそんなスペースはない……いやあった!

洗濯機を置くスペースだ。なぜかこのマンションの洗濯機を置く場所は2畳以上あるやけに広いスペースだったのだ。今にして思えばそこにはウォークインクローゼットでも作りなされ的な意図があったのかもしれないが、そんなことは構わず僕はたまたま余っていたキッチンに置くような細長い机と椅子を設置してみた。そしてそこにノートパソコンと蔵書(当時は紙)の一部を置いた。

そういえば奥様に許可を取る前にやってしまった覚えがある。そしてそれを許してもらえたのは2人にとっても良いことだった。もしそれが許可されなかったら今頃は違う形の家庭生活を、いやあるいは独身生活(!)を送っていたかもしれない。

そんな時代からはや二十数年、いろいろ紆余曲折はあったものの、幸いにして自分の部屋というものを未だに持っている。許してくれた奥様をはじめとする家族には感謝だが、そうなるように頑張って努力したんですよ僕、という自負もある。

 

そしてボロボロの6畳の和室だけど自分の城であるこの部屋を、常により良くしようと色々やってきた。家族にあきれられながらもおよそ1シーズンに1回の部屋の模様替えは我が家の風物詩である。

 

 

 

そうこの延長線上にあるのが超秘密基地建造計画だ。

 

つまり若い頃から苦労してなんとか維持・拡張してきたこの自分の場所を、さらに理想の場所になるようにいろいろやってみたい!というのがこの計画の主たる動機である。

実はこれはここまで書いてきて初めて自分でも思い当たった動機だ。なるほど考えるとは書くことだと言ったのは確か千葉雅也さんだったが、こういうことか。

 

 

ということでこの超秘密基地建造計画の概要と同期に関しての記事はとりあえずここまでとしよう。

具体的にどう進めていくのかとか、資金はどうするのとか、そもそも我が家には車庫も屋上もありませんけど(笑)などという超大問題もあるのだがあたりはまた稿を改めて考察していくことにしよう。

ていうか最後の車庫も屋上もありません問題とかどないすんねん!?
まあいいや。願っていれば《なんか知らんけど》なんとかなるでしょうきっと。

続く

 

 

 

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