本日の卑怯なエンディング曲
「かくしごと」を見ているわけですが、このエンディング、すなわち大滝詠一の「君は天然色」はなんというかこれはもう卑怯でしょう。こんなんイントロだけで泣けるでしょう。ブレイクの部分で一緒に手を叩く演出とか死ねるでしょう。とか思うのはそういう年代だからかもしれない。でも今どきの若い人が聞いてもほとんどの人に新鮮で心に響くと思う。
すげーのはこのクオリティの曲が1981年、すなわち40年近く前に作られたという事実だ。特になんだこのアレンジは。誰の仕事だろう。多羅尾伴内?、探偵かよ、知らんがな。
ってWikipediaで調べたら大滝詠一さんの別名でご本人でした。この辺りは本当のファンの人ならば常識なんでしょうが、当時の僕はたまたまシティ・ポップスには縁がなかったのであまり知らないのです。
さて「かくしごと」本編にも触れておきましょう。
「よく見れば実は天才」こと久米田康治さん原作のギャグアニメなのですが、すでにビンビンにラストは泣かすぞコラ!演出を散りばめており、またこのエンディングのセンスの良さも相まって最終回に向けて期待は高まりまくりであります。しかも連載漫画と同時に完結するとか。すげえなそれ!
といいつつも外してきて「ぎゃふん」みたいなテキトーなオチで煙に巻かれる可能性もあるので、最後まできは抜けないのだった。
ところで「よく見れば天才」というのは今適当に考えたキャッチなのですが、これはなぜかというと「勝手に改造」や「絶望先生」や今回の「かくしごと」と3発も連載もアニメもヒットさせたのになぜかご本人には大御所感がないことからつけてみました。いやよく見なくても普通に天才的な漫画家さんだと思いますが。
ちなみに今の所中身は本当にちょこっとだけハートウォーミングなギャグアニメなので安心して見られます。未見の方はぜひ!
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