2017年10月にアンリミで読了
僕は有名大学に入ったわけでもなく、有名企業に入ったわけでもありません。
そんな、ごく平凡なサラリーマンである僕が「3年間で1000万円」を貯金することができました。
不動産投資をしたわけでも、起業したわけでもありません。
やったことは「たった3つの能力」を上げることだけです。
「稼ぐ」×「貯める」×「殖やす」
(後略)
Amazon商品紹介ページより
貯金するための”たった3つの”必須能力
それは「稼ぐ」×「貯める」×「殖やす」
……いやそれはそうでしょうけど。
たった3つというか、究極の3つの力というか。
でも闇雲に「貯金だ節約だーッ!」と猪突猛進するよりも、明確にこの3要素を意識しつつ励んだほうが確かに効果は高そうです。
まずは「稼ぐ」
貯金するにしても手元にお金が入ってこなければ何も出来ないのは当たり前。
したがってまずは「稼ぐ」ことに注力しなければなりません。
本書の対象はとりあえず今仕事してる人のようですから、金額の差はあれど一定額が毎月得られている人であると考えていいでしょう。
したがって「稼ぐ」とは今までよりも収入アップを目指す、ということになります。
その方法、というよりは方向性としては、
「これまでの職業経歴の中で好きな部分」×「稼げる」という視点を持つことを著者は推奨しています。
よくあるのが「好きなことを仕事にしよう」とか「やりたくないことはしないで済むような仕事をしよう」などという、「そうできればもちろんいいに決まってるけどまず無理」な主張がそこかしこの自己啓発本で見られますが、こちらの意見は大分現実的ですね。
今やってる、あるいはかつてやっていた仕事の中で、好きなこと=得意分野を伸ばしていこうということです。
ただし具体的な方法に関してはあまり言及はなく、例えば
「いかにお金を稼ごう」ではなく、「どうしたら多くの人が深く喜ばすことができるか」を考えていれば、自然とお金はついてくる
といったようなちょっと抽象的な記述に留まっていますが、まあこれは仕方がないでしょう。
その方が自分なりに応用が効く可能性がありますからね。
そして「貯める」
さて貯める方法ですが、紹介されている細かいスキルに関しては省略しますが、僕が思う大きなポイントは2つ。
・一つの口座に貯金を集中させて毎日見る
・可能ならば「実家」に済む
前者に関してもきっと効果が高いんだろうなあとは思うのですが、実はあんまりやりたくないというか心がときめかない……。
後者は本記事のタイトルの○○を埋める答えですね。
固定費を削るというのが節約方法としては王道かつ効果が大きいのですが、とりわけその中でも比率が高いのが住居費と光熱費。
これが実家に済むことで、大幅に削減できる可能性が高まるわけです。
まあ人間関係とかいろいろ大変なことも増える場合もあるかもしれませんが……。
でも僕は実家に住んでるのにそんなに貯金できてない……。
いや出来てないわけじゃないけど出来ているわけでもないというかなんkqうぇうyrくぉうぇいうろいq(錯乱
最後に「殖やす」
気を取り直して再開。
ええと、なんか株とかを「安いときに買って高いときに売れ」だそうです。
……そりゃそうだ。
初心者はREIT(上場不動産投資信託)とかいうヤツがいいらしいですよ。
これは僕もちょっとだけ興味があるかな。
そのうち調べてみようと思います。
最後に「使って良いお金」について
これは自己投資と、他人への感謝の気持ちを表すために使うお金、だそうです。
僕の場合は、自己投資はまあまあそこそこな気がしないでもないですが、他人のためにお金を使う、という点が全然ダメですね。
そういう発想(というか余裕)が今まであまりなかった。
だから「お金が回る」という実感がほぼ無かったのかもしれない。
これは今後ちょっとづつでも意識していってみようと思います。
ということでアンリミで無料で読みましたが、シンプルかつ(失礼ながら)意外と内容の濃いといい「マネー本」でした。
安いので買って読んでもいいくらいですよ。
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