ミニマリストになるべき理由にiPadでDTMしてたら気がついた件

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はじめに

この記事は「iPadだけというミニマルな環境でDTMという楽しい遊びをしてみたらやたらと生産性が上がったことで、自分にとってのミニマリストになるべき理由に気がついた」というお話です。

そう、私にとってはミニマリストになるべき理由は「モノの少ないすっきりとした環境で節約生活」でも、「ボクのカッコいいミニマリスト生活を見て見てウェーイwww」でもなかったのです。



ミニマルな生活に憧れを抱いていたんです。

なぜミニマルな生活へ惹かれたのか

それはただ単に部屋がごちゃごちゃでいつもどうにかならんもんかなと思っていたから。思っていたならすぐに整理整頓して掃除すればいいのに、それができないから困っていました。

いや、たまにちゃんと片付けてきれいな状態にはなるんです。盆と正月の年に二回くらい。それが持続できない。

なぜか。物が多すぎるからだろう。ならばミニマリストになろう!という安直な連想ゲーム。


なぜ今までミニマリストになれなかったのか

正確にはなろうとしてなりかけてそれが継続できなかったのか。

それは生活その他をミニマル化するための目的が曖昧だったからだというのに、気が付きました。

そしてそのきっかけは意外なことからもたらされたのです。


iPadだけでDTMを始めてみたら気がついた

更にシャレでこのスタイルを「DTMミニマリスト」と名付けたから気がついた

DTM、すなわちデスクトップミュージックといえばマルチモニタにでっかいモニタースピーカー、そしてMIDIキーボードにMIDIドラムパッドにその他色々とデスクいっぱい、部屋いっぱいに機材が置かれた画像なんぞを想像する方も多いと思います。

もちろん僕も未だにそういう部屋には憧れます。そこだけみればミニマリストの対極にあるとも言えるかも知れませんね。

そこをあえて僕はiPadだけで始めたというわけです。

実は数年前にiMacを衝動買したときに、同時にMIDIキーボードも買ってプリインストールされたGarageBandというDAW(DTM用のソフト)を使ってそこそこDTMという遊びにハマった時期もありました。その当たりはこのブログにも記事が残ってますね。

ですがすぐ飽きました。

何かを初めてすぐ飽きるのは僕のいつものことなのでそれは仕方がない。でもそのうち復活しようとは思っていました。

でもなんでか知らんが出来ない。そのうち机上のMIDIキーボードも邪魔くさくなってきました。小物置き場になっているうちは良かったのですが、いつしか撤去して押入れ深くしまわれることに。

そこから3年?の月日を経て、なぜか僕は思ったのです。

「iPadだけでやればいんじゃね?」

結果的にこれが大正解でした。


なぜiPadだけでDTMするスタイルが正解だったのか

やろうと思ったときにすぐ手が出せるから

なにせ使うツールがiPadだけなので、手元に持ってくれば準備OKなわけです。

作業性もすごくやりやすいから

プリインストールされているDAWソフトであるGarageBandは凄く使いやすいんです。

デスクトップ版も初心者向けということで使いやすかったのですが、iOS版はもっと使いやすい。機能が限定されている分あまり悩まなくて済むのです。

つまり、iOS版のGarageBandそのものがミニマルなツールだったのです。

(具体的にどの当たりが使いやすいのかについては別記事にする予定)

使い方にあまり悩まなくて済むということで、作っててとても楽しいのです。これが超重要!

初心者のうちは高級なシステムと比べてもクオリティに差がない

これはある種の割り切りであります。

iOS版のGarageBandではできないことがたくさんあります。そして内臓の音源データの質も、無料とは思えぬほどのクオリティではあるものの、高額なDAWに内蔵のものあるいは別売りの高音質音源には負けるはず。

当然初心者だろうが高級なシステムを使うほうが単純に音が良かったりします。ですが最初からそんな音が必要ですか?差がわかります?まずは操作を覚えて頭の中にあるメロディを形にすることが先ではないでしょうか?

それがiPadで出来ないうちは、PC版の有料高級DAWでもできるわけが有りません。

いやむしろ、いろいろなことが出来すぎてしまうという点で、いきなり有料DAWを使うほうが挫折する可能性が高いのではないでしょうか?

結果的に、どんどん作品ができてモチベが落ちない

手がつけやすくて作業がしやすいともなれば、当然成果もすぐに出ます。

この場合の成果とは完成作品の数です。つまり生産物の量です。

渡しの場合、DTMミニマリストになった7月中旬から現在9月下旬までの2ヶ月ちょいで、なんと40曲が一応の形になるまでにできました。

(一応の形というのは、イントロ→1番→間奏→2番→アウトロというようにほぼフルコーラスの形まで作ってあること)

質は初心者レベルです。これは仕方がない。だって初心者なんですから。

でもやたらと数ができる。駄作ながら量産できる。聞いてて自分でもなんじゃこりゃー!?ってなるけど、とにかく完成します。

そしてこの量がいつしか質に変わるだろうという希望が持てます。

初心者でも100曲も作れば一つくらいいいものできんじゃね!?的な希望が。

いやどうか出来て下さい。なんとかお願いします。


結論!、ミニマリストになる本当の目的は行動量を上げるためためだった!!

そうです、ミニマリストになる目的は、行動量を上げることにあったのです。

これが明確でなかったために、断捨離も含めて今まで「片付け」に挫折してきたのです。

自分にとっては「モノを少なくしてすっきりとした節約生活」という目標はあっていなかったのですね。

あるいは曖昧すぎて腑に落ちていなかったとも言えます。

これはあくまでも自分にとってはそうだったという話であり、けして「モノを少なくしてすっきりとした節約生活」を目指している方や、動画とかで「私のミニマリストぶりを見て見てウエーイ!」系の人のことを否定する意味はまったくありません。


DTMのミニマル化で効果が実感できたということは他でも応用可能では?

そしてDTMとかいう本来ならば機材をたくさん並べてウハウハする行為をミニマル化することに素晴らしい効果があったということは、他のことにも有効で応用可能ではないかと思い至りました。

例えば生活全般、仕事、趣味などなど。

この仮説に関しては、今後実験して検証、そして記事化して行きたいですね。

でもまあその前に、今本当にDTMが楽しくて仕方がないので、もうしばらくは猿のように作りまくっていきたいと思います。




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