【一般書籍レビュー】 「習慣が10割」 吉井 雅之

「あのね、習慣を2万個身につけてきた俺から言わせてもらうと、良い習慣は良い!、悪い習慣は悪い!!」
「いやちょっとまって。僕なんかね、ほら、ロンドンブーツ履いてるでしょ。そんな僕から言わせてもらうと、良い習慣は良い!、でも悪い習慣は悪いんだよね」
「いやいやいや僕なんかさあ、この習慣業界でウン十年や(ry

 

以上、この本の要約でした。いや違いますけど。すみません。

本当の要約は以下のとおりです。

 

習慣が人生のすべてを決めている

 

・・・すべては言いすぎじゃね?

 

 

 

 

でも言いたいことはわかります。悪い習慣はとっとと捨てて、良い習慣だけを身につければきっと人生いい感じになりますよね。

 

そしてその方法についても紹介されています。

良いことを習慣化するポイントとしては、

 

  • 自分で決める
  • 今日から始める
  • 脳が楽しいと思うことじゃないと続かない

 

こんな感じでしょうか。

人から言われたからではなく自発的に、やると決めたらたった今から、なるべく楽しくなるように工夫をこらして、良い習慣を身に着けましょうってことです。

 

はい、総論としては全然異論はありません。

特にこのあたりの一文

 

楽しいか楽しくないかという感情は、すべて自分が後付けした結果 だということ。

うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。   うまくいかない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。

 

には非常に唸らされるものがあります。

 

 

 

 

ですが僕としては珍しく、そこかしこに「は?、いやいやそれはちょっと・・・」という各論もあったので、そこも記しておきましょう。

 

「習慣=思いの深さ×繰り返し反復」

 

習慣化するための公式として紹介されています。

これは僕だけかもしれませんが、この手の「思いの深さ」的な文言が出てくるととたんに腰が引けてしまいます。他には「ミッション」とか「貢献」とか「ギブ&ギブ」とか出てくるとほえ〜ってなっちゃいます。いかに僕の意識が低いかがわかります(笑)

でも書いてあることはまったく間違ってはいません。確かに「こうなりてえ!」という強い思いがないとなかなか良い習慣なんか身につかないですよね。

 

思いを深めるポイント は、「理想の自分を手に入れた時、それを見て誰が喜んでくれるか」を想像すること。  なぜなら、人間が頑張るには「自分は誰かに認められている」という承認感が必要だから

 

いやあ、理想の自分を手に入れたとき、一番喜ぶのはやっぱり自分じゃね?

とはいうものの、承認欲求は確かにあるし必要だとも思うので、これも別に反論というわけではありません。

 

 

つまり「願望の量=辛抱の量」 なのです。

 

願望が多い人ほど辛抱してるということのようなのですが、そんなのヤダ!

辛抱なんかしないで願望を叶えたいよう!!

(だんだん小学生っぽくなってきました) 

 

 

「頑張れば必ず目標を達成できる」と信じられれば、途中で挫折することもありません。

人間の脳は、「できる」と思ったことは全部できるようになっています。

 

・・・んなこたーない。

 

目的が「誰かのため」なら、人間は何倍も頑張れる ということ

「自分のため」の夢は限界を早くするが、「誰かのため」の夢は限界を超える力に

 

・・・僕は自分のためじゃないとあかん模様。

 

もう1つ、「未来のワクワク」を強化する方法を教えましょう。  それは、夢を肯定的に語り合える友人を持つことです。

 

・・・無茶言うな。

 

営業職や販売職で高い売上を上げる人は、例外なく「自社商品への信頼」と「会社への恩」を抱いています。

 

そうか、そんなんどっちも持ち合わせてないから俺はアカンかったんや!!

よーしパパそれじゃあがんばってそれを抱くぞ〜!!

 

 

・・・無理(笑)

 

 

以上、ぜんぜんまったく論理的でない本当に子供っぽい感想というよりも言いがかりでした。

 

もちろんこの本には本当に習慣化に役たちそうなハックも多数紹介されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

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